仕事をする「イメージ」にこだわり過ぎていないか?

先週は精神的にも参っていました。

どうにもネガティブな考えが頭の中を走り回ってしまう。

 

僕はどちらかというと考えすぎる傾向にあり、不安の渦に巻き込まれてしまうことがあります。

特に寝る前、ベッドに入ってから押し寄せる不安をうまく払いのけることができません。

僕が今、直面している不安を少し掘り下げてみると、そのひとつに「働く自分の姿」が浮かんできました。

スーツを着て、会社のデスクにすわり、黙々とパソコンに向かっている。。

少し前までの僕は、確かにそんな姿をしていました。

そして、その姿が当たり前で、自分はそうあるべき、そうなくてはならない姿だと思っていました。

 

一口に働くといっても様々な形があります。

会社に出社して自分の机で作業をする。

他の企業に出向いて交渉やプレゼンをする。

自分のお店を持ってお客さんと接する。

フリーランスとして自宅で仕事をする。

などなど・・・。

もちろん服装も、働き方も、雇用形態も、それぞれです。

 

その中で、「こうじゃなくちゃいけない」という不安が大きいなと気付きました。

それは、かつての日本の雇用のあり方「終身雇用」を前提として、いい会社にいてそついなく勤めていれば老後まで安泰・・・に近い姿なんだろうと思いました。

つまり、自分の働き方についての「保障」が欲しかったんですね。

自分に自信がないから、何かに依存して不安を消したいと思っていたんです。

そして今は、その依存できるものが無いために不安に陥っている。。。

自分を客観的に見るとそんな状態なんだろうなと思いました。

 

でも、ふと、その「こだわり」は本当に自分に必要なのかを思いました。

本当にそうしないと自分はダメなのか?

本当にそういう働き方じゃないと自分は生きていけないのか?

それは自分の考え方ひとつで変わるものじゃないか?

 

この正解は人によって違うだろうし、そもそも正解なんてないんだろうと思います。

だから、自分を不安にさせているイメージにとらわれすぎないように、自分の内側としっかり対話をしていこうと思います。

 

初歩的なことかもしれないし、今更なことかもしれません。

でも、今の自分が立っている場所はそういう場所です。

焦って形を成すのではなく、一歩一歩進めていきましょう。